佐伯鶴城高等学校校長の川村和夫です。本年もよろしくお願いいたします。
佐伯鶴城高等学校同窓会の皆様には、平素より本校の教育活動に物心両面から温かいご支援を頂いております。この場をお借りし、厚く感謝申し上げます。
学校の現状について、お話させて頂きます。
本校は1学年5クラス(普通科)で、現在、約580名の生徒が在籍しており、勉学と部活動の両立に励んでおります。
進路に関しましては、卒業生・過年度生を合わせて、89名が国公立大学に合格しております。
また、難関大学である九州大学には6名が合格しています。私立大学や専門学校等を含めると、ほとんどの生徒が上級学校に進んでいます。
部活動は、現在、体育部が12部、文化部が8部(同好会を含む)あり、多彩な活動を展開しています。今年の6月に実施された大分県高等学校総合体育大会では、陸上部男子が優勝、水泳部男子が準優勝、剣道部(男子・女子)・弓道部女子・バレー部男子がベスト4に入賞するなど、素晴らしい成績を上げています。また、文化部も、昨年度の全国高等学校総合文化祭に書道部が県代表として参加するなどの活躍を見せています。
平成29年度に文部科学省のスーパー・サイエンス・ハイスクール(SSH)に指定され、地域の核となる科学技術系人材の育成に取り組んでまいりました。その成果が評価され、SSH2期目の申請が認められました。これからも、地域の産業界及び小中学校等との連携をさらに強め、地域の魅力を磨き地域の発展に貢献できる若者を育んでいきたいと考えています。
また、本校では、時代の流れを先取りして、探求型授業やICTの活用に取り組み、Society5.0で活躍するのに必要な資質・能力を一層高める教育活動を進めております。
最後になりましたが、佐伯鶴城高等学校のさらなる発展に尽力してまいりますので、同窓会の皆様には、今までと変わらぬお力添えを賜りますようお願い申し上げますとともに、佐伯鶴城高等学校同窓会のますますのご発展と皆様のご健勝を祈念しご挨拶とさせて頂きます。
大分県立佐伯鶴城高等学校
校長 川村 和夫